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定価 : ¥ 1,050
販売元 : ゴマブックス
発売日 : 2006-01-23 |
私は2作目の方から読ませていただきましたが、「法律の本」という堅苦しさがなくて肩肘はらずに読めた・・・というのが感想です。
表の顔はキャバクラ嬢で、裏の顔は行政書士。なんだか現代版の「遠山の金さん」という感じでした。この本の著者であられる杉沢 志乃さんに共感しました。
行政書士を主人公にした小説といえば本書のほかに「行政書士の花道」がありますが、本書は「行政書士の花道」よりも薄く、一日あれば余裕で読めてしまいます。そして、扱っている事柄も「行政書士の花道」よりも身近な感じがします。私は両方読みましたが、両方読むならこちらから読んだほうがいいような気がします。
主人公のサチは六本木のキャバクラで働くキャバクラ嬢、そして行政書士の資格を持った法律家だ。そんなサチが同じ店で働く仲間の法律問題を行政書士の能力を使って解決していく。
行政書士というマイナーな職業はなかなか一般には知られていないが弁護士ほどではない町の法律家というのが相当するだろう。事業改行の届けや遺言書作成の手伝いなどサチの活躍は頼もしく格好いい。
まず、そのタイトルが異色です。
以前、「女子大生会計士の事件簿」という小説仕立ての会計学の読み物がありました。
この本も現役のキャバクラ嬢が行政書士との二束のわらじを履くという一種の『物語』だと思っていたのですが、『実話』と知り驚きました。
実務についても書かれているので行政書士の試験を受けられる方の息抜きにはよいかもしれません。
この本で取り上げられているトピックは
若手芸人の悪ふざけ、連帯保証人の債務整理、デリヘル開業、
遺言書作成と六本木のクラブが舞台だからこそ、どの話も非常に
リアリティのある話として感じられるのもGood!
そんなリアルなクラブの日常風景で、法律がどう関わり、
どのように活用されていくかという事を非常に解り易く説明してあり
法律に疎い私も何度も「へーっ」と思わず口ずさむシーンがありました。
また著者の杉沢氏自身もホステスを経験していたというだけに、
男と女の六本木クラブ事情もリアルに反映されており単に読み物
としても面白い。
続編期待します!個人的には、日焼けしたクオレのやり手副社長など
を登場させるのも面白いかも?と勝手に人物&シナリオを想像しちゃいました。